読書メモ：サラリーマンのままで副業で1000万円稼げるのか！？

「年収300万円」は対岸の火事か！？

 病気やケガ、家族の介護といった事情で一度職を離れたら、一体どれだけの人が前職と同じ条件で再雇用されるか。人生の落とし穴は、どこにどんな感じで口を開けて待っているかわからない。

給与収入だけにたよった人生設計は危険！

「仕事が順調だから」とか「会社を辞める気はないから」といって副収入を軽視したり不要と考えるのはハイリスク。

社内で生き残るためのスキルと、社会で生き残るためのスキルがイコールにならない場合がおおい

大切なのは「労働収入」を、お金がお金を稼ぐ仕組みである「資産収入」に変換してくこと。

変革の中にある私たちにとって、給料とは別の収入の流れを構築しておくことは、すごく賢明。人生の可能性を広げ、時に命を守るセーフティネットにもなってくれる。

「小さな複利」を早く始めると断然有利

「複利」は、李素行が元本に組み込まれ再投資される。つまり、時間がたてばたつほど、もらえる利息は雪だるま式に増える。

現金を使わなかった場合、セーブできた支出相当のお金を次の投資資金に回すようする。せっかく節約した金額をそのまま浪費してしまったら、状況は変わらない。

単利があなたに見せてくれる未来と、複利が見せてくれる未来とはでは別世界と言っていいほど、違ってくる。

お金に働いてもれってお金を稼ぐ！？

ダブルワークで労働量を増やすアプローチをとっていたら、いずれ限界がくる。

徐々に「お金や仕組みに稼いでもらう」ようにシフトすることが重要！

ただ、種銭を作るべく時間を切り売りして労働でお金を稼ぐことは仕方なし。

目指すべきゴールは「本業以外の収入＞生存コスト」

スマホ代を支払うのってどうなの！？

「毎月の労働のうち約1日分はスマホ支払いのために働いている」と考えると、何も疑問を持たずに毎月1万程度スマホに支払うのって恐ろしい！

リボ払いは絶対にダメ！

企業にとって一番うれしい（利益になる）支払い方法。「負担が軽い」と思いがちだが、リボ払いの手数料が高いため、なかなか返済が進まない。思わず衝動買いしそうになったらグッと抑えて、一週間「本当に必要なのか！？」と冷静に考えること。

クレジットカードは魔法のカードではない。ツケは必ず支払わなければならない。奇跡も魔法もありません・・・。

読書の投資効率は一番いい

1500円の本から1ページ、いや数行でもこの後の人生に役に立つことが見つけられたらそれでOK。後の人生で書籍代以上のリターンをもたらせてくれる。せっかくの読書体験を知識の習得にとどめてしまわず、いかにして実践に移すか、第一歩を踏み出すかが暮らしをより豊かに変えるためには大事。

一刻も早く労働収入を資産収入にする

「労働収入」を「資産収入」に変換すること、これにできる限り早く取り掛からないと、今後の人生が好転する可能性が少しずつ減っていく。物を安定してさせるには、最低でも3点で支える必要がある。収入に関しても然りで、やはり３つ以上の収入源を確保できると安定感が違う。

感想文

この本では副収入として「不動産投資」をメインにしています。ブログや隙間時間などのバイトや自宅での内職などでは到底1000万円なんて無理です。

マジで無理、無理、無理、無理、無理、無理、無理、無理、無理、無理。

とは言え、時間を切り売りして利益を上げるのではなく、お金に働いてもらう、お金が増える仕組みを作るという点については、「不動産収入」に限らず共通である。株主優待には少し揺らぎましたが。